2024年4月、投資未経験者の2期生達の入学式が行われた。
円預金オンリーだった彼らが今では複数の投資先に資金を振り分けている。
多い人では15種類にも及ぶ。
地合いがいい事もあり、ほぼ全ての資産が値上がりしているので『人生で初めて金融資産が〇〇を超えた!』と喜んでいる。
ここで彼らは気付きはじめてきた。
『円預金』している分も投資に回した方がいいのでは?
増えないばかりか日々毀損していく円預金と投資口座の資産の増え方を目の当たりにしている彼らの意見は至極全うだ。
2期生メンバーの長期投資戦略は毎月の収入から一定割合を積み立てていくというもの。
つまり円預金には手を出していないのである。
では円預金を投資に回す場合、どうしたらいいのだろうか?
一つの考え方として以下のケースがある。
参考にして欲しい。
生活防衛費
生活防衛費とは、不測の事態に備えて確保しておくべき貯蓄のことである。
たとえば、急な病気や失業、収入減少といった緊急事態において生活を維持するための守りのお金。
月々の生活費×3~6ヶ月分=生活防衛費
職業が不安定であれば 1年分を確保するのが望ましい。
例)
預貯金300万円
月々の生活費20万円
生活防衛費6ヶ月分=120万円
120万円を生活防衛費として確保しながら残金180万円を投資に回しても良いという事になる。
投資は絶対に必要な資産形成術だが、300万円全てをオールインしてしまう事は避けた方がいい。
生活防衛費は心の余裕を作る重要な基盤となる。
不測の事態に備えて計画的に確保し、投資をしていきましょう。
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