楽しければ集中力は増幅するようですね!(^0^)
群馬県前橋市「上泉の小さな教室」で週2回開催中のモルタル造形教室~メリーパル~の1日講習は朝10時~午後4:30までです。造形作品を作る過程で骨組みの組み立てとか着色だけとかの日は半日や数時間でも大丈夫ですが、モルタルを扱う日は塗って乾かして削るまで一揆通関で行わないとモルタルが数時間で完全に固まってしまうので後日削るというわけにはいきません。その作業がたいてい1日講習の約5.5時間かかかります(昼休みもモルタルを乾かす時間に充てるので通算6.5時間となります)
通常のカルチャー教室は1回90分程度が多いですから比較すれば破格の長時間教室です。世間では長時間労働へ厳しいバッシングの目を向けられてますので当教室は時代に逆行する異例の札付き教室ということなりますね~
さて2月にご夫婦で埼玉県北から来られた生徒さん。ガーデニング大好きの優しい奥様といつもにこやかなご主人は二人揃って入門コースのハウスAとチャーチBを3回で完成させました。
「ミニチュアのモルタル造形は80歳過ぎてもやってる人を何人か知ってますよ」と講師が言うと、ご主人が新しい世界との出会いに嬉しそうなトーンで「ほうっ、そうかね(^^♪」
でも定年退職して早10年経過し今は普段畑仕事くらいしかしてないので最後までできるかとちょっと不安もあったとのことでした。しかしモルタルを削る作業や最終日の着色等、3時のコーヒータイムもろくに休まず没頭して作業されている様子。もちろん奥さんもです。
そして最終日の午後3時過ぎ、最後の1時間で劇的に完成に向かう自分の作品をお二人とも驚きと愛おしい眼差しで見つめられました。
ご主人70歳、ご夫婦の制作に没頭する姿を拝見し、カルチャー教室は生徒も年配者が多くせいぜい1~2時間が集中力の限界と言われる方もいますけど、それって小刻みに開催したほうが場所も確保しやすいし1回あたりの月謝も安く、教室が始まってもすぐ終わるので生徒を集めやすいという本当の理由の言い訳なんじゃないだろうかと思ってしまいます。
やはり集中力は年齢や経験ではなく「楽しければ集中力は増幅し何時間でも続くものなんですね~♪」
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