地元、前橋市の受講者Oさんが作った初回作品です。実は地元の生徒さんは初めてなんです!
昨年10月にモルタル造形教室~メリーパル~をオープンし、当初土曜日のみの開講ですでに18回実施しましたが実はOさんが地元前橋市で初めての生徒さんです。それもいつも通る県道で車を運転しながらふとある建物を見たら「上泉の小さな教室」というカルチャースクール専用のレンタルルームの店頭展示室に長年探していたモルタル造形のミニチュアハウスらしきものが目に入り「もしかしたら?」と車をUターンさせ戻って来られました。
教室の駐車場に車を置いて、あらためて展示物を見たら、古い革の旅行鞄に入ったコッツウォルズのモルタル造形ハウスを発見!ドキドキしながら入口にある各教室の案内版をみたらその中に「モルタルアート造形教室」が掲示されているのを見て、その場から即、講師に電話し受講の申し込みをしていただきました。その日が正月明けの火曜日、それでOさん初めての作品が写真のハウスA。
ガーデニング大好きのOさん、撮影した写真の多肉植物は自前で持って来られました。入口左の花壇にはいろいろ混ぜないであえて一種類で植え込みすることを造形しながらイメージしていたそうです。さすがですね!
Oさんいわく、以前から国際バラとガーデニングショウも大好きでしたし「ずっとモルタル造形を教えてくれるところを探していたのにこんな近くにあったなんて本当に驚きです。」「春になる前にもっと作って庭や玄関に置きたいのでもう焦ってます!」と今日すでに2つめの作品を作り始められました。
実はOさんが地元前橋市で初めての生徒さんです。現在までのところ「群馬県内と県外の生徒さんの数は半々」で一番遠い方は静岡県から来ていただき2作品目の途中です。遠方からも来ていただいて大変ありがたくこちらも実りある講習ができるよう最大限の努力をさせていただきます。
それにしても今頃(開講4ヵ月目)になって最初の地元前橋市の受講者というのはどういうこと? 理由は主に二つかな?
一つ目は講師の責任です。「開講前からほとんどネット広告しかしていません。」
手渡用の教室案内チラシは作りましたが、新聞折込広告や店舗周辺地域にチラシ配布をポスティング業者に依頼すれば低料金で配布してくれるのはわかってますが未だにやっていません。でもこの3月には他の教室の先生と一緒に集合チラシをやっと1万枚ほどポスティングしてもらうよう準備中です。
二つ目の理由は、「モルタル造形」「モルタルアート」はまだまだ市民権を得ていないかも?
「市民権」とは例えですが、単純に「モルタルアート」「モルタル造形」とう技術が一般的にほとんど知られていないという事実です。特に自分で作れるミニチュアのモルタル造形は講師がほとんどいないので全くと言っていいくらい知られていません。これが伝統的な「陶芸」「彫刻」「○○焼き」などならほとんどの方にすぐどういうものかというイメージは沸くと思いますけどね。私の場合はモルタルアートを言葉での説明が難しいので案内チラシやスマホの写真を見せるようにしています。
でも世の中に未だ知られていないことのほうが意味あることなのかもしれないし、そんな話は星の数ほどあるので完全に言い訳にしかなりませんね(;^_^A
地道に少しづつ努力します。それではまた。
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